「ユーコさま、お帰りなさいませ!」
「みなのもの、心配かけたのう。8年におよぶ放蕩の末、とうとう東京に戻りました。東京といっても都下は田舎のプチタマコノン(※多摩湖そばのあたくしの小さなお城)にいつでもまいるがよいぞ」
いつからか女友だちに「ユーコさま」と呼ばれるようになりました。ユーコワネットさまと呼ばれることもあります。
なぜかしらん。あたくしが密やかに激しく生きて、薔薇のように気高く美しく咲いているからかしらん?(←こういうところだぞ)
するとさっそく連絡がありました。
「ではユーコさま、ワタクシども連休にプチタマコノンにまいります!」
うろたえるあたくし。
「やっ、ややや! じつは仕事に追われていて、バスチーユもびっくりなごみ溜め状態なのです! あたくしはいいのですが、あなたがたがひーっと引くと思います。姫としてはあながたの落胆ほどつらいことはありません」
「なんと!(越してまだ2か月なのに!)」
自分からいつでも来いといっておきながらいざ来るというと断る。あまりにひどい話です。しかし本当にごみ溜めなんですわ。すまぬ友よー!
絶対に埋め合わせするから。冬はうちの城で鍋パやクリパをやってもいいから、今回だけはどこかでランチいたしましょう。あたくしは頼みます。
「あたくし、今回はなんだかブッフェに行きたい気分よ。ただしリーズナブルがよろしくてよ」(←頼む態度ではない)
「かしこまりました!」(←順応!)
友はえらい。こんなあたくしに付き合って。そんなわけで今度みんなでブッフェに行くんですのよー♪ 積もる話はチョモランマなみに積もっているんですの。懐かしい面々とたくさんおしゃべりするんですの。たのしみ。
(仕事終わるかな。ドキドキ。)
