先日、ツイッターで
「スマートフォンって、スマートっていう割にかさばるよね」
という内容の書き込みを見かけました。
これはたぶん、“smart” の意味および使い方を誤解しているのだろうなあと思います。
あたくしたちは日常で、「あなたってスマートね」などと、相手のスタイルのよさ、それも特にラインの細身をほめるかたちでこの単語を使うことがあります。
ところが実際の、本来の smart (スマート)はそのような、細いとか痩せているとかの意味合いではほぼ使いません。正しい使い方をわかりやすくひとことでいうと「デキる」です。有能である、使える、ということです。たとえば、
You are smart.
誰かにそういうとき or いわれるとき、それはルックスについてではないでしょう。(所作において)「あなたってデキるね」とほめているのです。使える人だと評しているのです。むろん、デキるからカッコいいのカッコいいは意味としてありです。転じてイケているもありでしょう。
よってスマートフォンは smart phone つまり「いろんなことがデキちゃうすごい電話、デキる電話」という意味になります。
本当にこれ1台あればなんでもできちゃうものです。というより、ないと何もできない。昭和生まれは驚いてしまいます。
なお、このブログもスマートフォンで更新しています。
そしてこのあたくしは細身ですがスマートではないわけです。困ったものですわ! スマートになりたいぜ!
